大城道則先生に聞く!古代エジプト研究の魅力とは?エジプト考古学者の情熱と、日本人としての視点
古代エジプト考古学者、大城道則先生。ヒエログリフを操り、ピラミッドの謎に迫る! 幼少期からのエジプト愛で、古代エジプトの成り立ちと世界への広がりを研究。日本の多様性とエジプトの寛容性を比較し、日本人らしさのルーツを探求。著書多数。最新技術ミュオグラフィによるピラミッド内部調査も! 大城先生の研究を通して、古代エジプトの世界へ飛び込もう!
日本と古代エジプトの共通点
日本と古代エジプトの共通点は何?
多神教、来世観、寛容性
日本と古代エジプトの共通点について、大城先生の見解を見ていきましょう。

✅ 本書は、ピラミッドという古代エジプト文明の象徴的な建造物が、単なる王墓ではなく、宗教的・政治的な意味を持つ複合施設であったことを、豊富な証拠に基づいて説得力をもって示しています。
✅ 著者は、古代エジプトの歴史、宗教、社会、そして自然環境など多角的な視点からピラミッドの起源と目的を探り、それらが他の文明との交流や、サハラ砂漠が緑のサバンナであった可能性など、当時の環境や文化の影響を受けて生まれたものであることを明らかにしています。
✅ また、ピラミッドに関する様々な説を検証し、それらの誤りを指摘することで、ピラミッドの真の姿に迫り、読者に新たな視点を与えています。
さらに読む ⇒講談社「おもしろくて、ためになる」を世界へ出典/画像元: https://www.kodansha.co.jp/r/book/product?item=0000195434ピラミッドの成り立ちと日本の古墳の共通点、興味深いですね。
古代人の思いを理解しようとする姿勢に感銘を受けます。
大城先生は、日本と古代エジプトの共通点として、多神教や来世観、異民族の受け入れなどを挙げ、日本の多様性を受け入れる文化とエジプトの寛容性を比較しています。
ピラミッドなど巨大な王墓の成り立ちにも、中国や日本の巨大古墳との共通点を見出し、古代人の思いを理解しようと研究を続けています。
多神教や来世観など、確かに日本と似ている点がありますね。比較すると面白いです。
エジプト研究から見えてきた「日本人らしさ」
エジプトで感じた「日本人らしさ」とは?
目線を合わせる大切さ
エジプト研究から見えてくる「日本人らしさ」とは、一体どのようなものなのでしょうか。

✅ 8月28日(土)に、駒澤大学文学部教授の大城道則先生による「古代エジプト文明の誕生~サハラ砂漠と原始絵画~」と題した講演が開催されます。
✅ 講演では、ナイル河谷に文明が誕生した背景について、サハラ砂漠という視点から解説が行われ、メソポタミアとの交流に加え、エジプト文明の形成における土着の人々の役割についても考察されます。
✅ 参加費は無料ですが、事前にメールで申し込みが必要です。申し込み締め切りは、講演の前日です。
さらに読む ⇒日本学術振興会カイロ研究連絡センター出典/画像元: https://jspscairo.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%8C%AF%E8%88%88%E4%BC%9A%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AD%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%80%A3%E7%B5%A1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-2021%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%AC%AC7/コミュニケーションの重要性、挨拶の大切さなど、なるほど!と思える話ですね。
大城先生は、エジプト研究を通して見えてきた「日本人らしさ」について言及しています。
現地の人々とのコミュニケーションにおいて、日本人は同じレベルで話をしてくれる、一緒に食事をしてくれるなど、目線を合わせることが重要であると指摘しています。
また、大城氏が現地の人々とのコミュニケーションで心掛けていることは、挨拶を欠かさず行い、相手との関係性を築くことであると語っています。
目線を合わせるって大事ですよね。 挨拶も基本ですもんね!
多岐にわたる研究活動
大城先生はどんな分野の研究者?
古代エジプト文明
大城先生の多岐にわたる研究活動について、見ていきましょう。
公開日:2024/12/16

✅ ミュオグラフィは、素粒子ミュオンを用いて建造物の内部を非破壊で透視する技術であり、レントゲン写真と同じ原理に基づいている。
✅ ミュオグラフィは、レントゲン写真では透視できない巨大な建造物、例えばピラミッドの内部構造を明らかにするのに適している。
✅ ミュオグラフィは、ミュオン検出器を用いて、ミュオンの透過量の違いから建造物の内部構造を画像化し、未知の空間や構造を発見するのに役立つ。
さらに読む ⇒オンライン出典/画像元: https://shuchi.php.co.jp/article/2811著作の数、ミュオグラフィによる調査など、多岐にわたる研究活動に驚きました。
大城先生は数多くの書籍を執筆しており、『ツタンカーメン黄金の秘宝』、『世界の神話英雄事典』、『図説古代文字入門』、『ミュオグラフィ―ピラミッドの謎を解く21世紀の鍵―』などがあります。
また、雑誌論文も多数発表しており、古代エジプト文明の研究に貢献しています。
近年では、ミュオグラフィと呼ばれる技術を用いて、ピラミッド内部の構造を調査する研究にも取り組んでいます。
色んな本を書かれているんですね! ミュオグラフィって、なんだかSFみたいで面白い!
大城先生の研究は、古代エジプトへの興味を掻き立てられますね。
貴重な情報、ありがとうございました。
💡 大城道則先生は、古代エジプト研究の第一人者です。
💡 エジプト考古学の魅力と、日本人としての視点を大切にされています。
💡 多岐にわたる研究活動を通して、古代エジプト文明の解明に貢献しています。