大城道則先生に聞く！古代エジプト研究の魅力とは？エジプト考古学者の情熱と、日本人としての視点

それでは、古代エジプト研究の第一歩、大城先生がエジプト考古学者になるまでの道のりから見ていきましょう。

エジプト考古学者への道

古代エジプト研究の魅力について、大城先生の熱い思いが伝わってきますね。

第区大城道則教授『考古学から見るエジプト文化』

✅ エジプト研究の魅力として、多神教や来世信仰、多様な民族を受け入れる寛容性など、日本と共通点が多くあり、日本人の視点から新たな発見があることを説明。

✅ エジプト研究への道は長く、大学で西洋史を学び、日本の考古学現場での実測や測量を経験するなど、多岐にわたる知識と経験を積んだことを紹介。

✅ 発掘調査に携わる喜びや苦労を語り、特に発掘最終日に金銀財宝発見のチャンスがあったにもかかわらず、学術的な価値を優先して調査を続けたエピソードを紹介。

さらに読む ⇒駒澤大学出典/画像元: https://www.komazawa-u.ac.jp/plus/topics/lab-ekiden/9889.html

発掘調査の苦労話、学術的価値を優先したエピソードなど、情熱を感じますね。

大城道則先生は、古代エジプト文明の成り立ちと世界への広がりを研究するエジプト考古学者です。

幼少期からエジプトに興味を持ち、大学では加藤一朗先生のもとでヒエログリフを学び、古代エジプト研究会を設立しました。

大学教員になるために西洋史を学びながら、日本の考古学現場でも実測や測量を経験し、エジプトへの道を拓きました。

現在は、駒澤大学文学部歴史学科外国史学専攻の教授を務め、古代エジプト史を専門としています。

エジプト研究って、なんだかロマンがありますね！ 先生の経験は、本当に興味深いです。

エジプト考古学の魅力と研究への情熱

エジプト考古学の魅力について、深掘りしていきます。

エジプト最古のパピルス文書、初展示カイロの考古学博物館写真枚国際ニュース：

公開日:2016/07/15

✅ エジプトの考古学博物館にて、ギザの大ピラミッド建設の詳細を記したエジプト最古のパピルス文書の初展示が始まりました。

✅ このパピルスは2013年にスエズ湾沿いのワディエルジャルフ港付近で発見され、フランスとエジプトの合同チームによって調査されました。

✅ パピルスには、クフ王の下でピラミッドを建造するために、巨大な石灰岩をカイロまで運んでいた港湾労働者の日々の生活の様子や、ピラミッド建造作業員への食事や賃金の支払いに充てられた資金の一覧が記録されています。

さらに読む ⇒エジプト最古のパピルス文書、初展示カイロの考古学博物館写真枚国際ニュース：出典/画像元: https://www.afpbb.com/articles/-/3094015

パピルス文書から歴史を読み解く面白さ、そして日本人としての視点を探求する姿勢、素晴らしいですね。

大城先生は、エジプト考古学の魅力として、文字が残っていることを挙げ、碑文史料やパピルス文書から歴史を読み解くことの面白さを語っています。

また、エジプト史研究を通して、日本人とは何かというテーマを探求したいという熱い思いを持っています。

エジプト以外にも、シリアのパルミラ遺跡やイタリアのポンペイ遺跡の発掘調査にも参加しており、古代エジプト文明の研究を通して、人類の歴史と文化への理解を深めることに貢献しています。

文字が残ってるってすごい！ 過去の出来事が鮮明に蘇るような感じがしますね！