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片桐且元とは?豊臣家臣として生きた武将の生涯とは?豊臣家臣として、徳川家康との間で苦悩した武将

賤ヶ岳の七本槍・片桐且元。浅井家臣から秀吉に仕え、豊臣家重臣として内政を担う。秀頼の傅役を務めながら、豊臣・徳川の間で翻弄され、大阪の陣では徳川に与するも、豊臣家滅亡を防げず。両家のため尽力した男の苦悩と最期を描く、激動の戦国武将伝。

片桐且元とは?豊臣家臣として生きた武将の生涯とは?豊臣家臣として、徳川家康との間で苦悩した武将

📘 この記事で分かる事!

💡 片桐且元は、浅井長政の家臣から豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳の戦いで活躍した武将。

💡 豊臣秀吉、豊臣秀頼に仕え、豊臣家臣として内政や外交に尽力しました。

💡 関ヶ原の戦いでは西軍に属し、その後の豊臣家存続のために奔走するも、最終的に大坂の陣で命を落としました。

それでは、片桐且元の生涯を紐解き、その波乱万丈の人生を追いかけていきましょう。

まずは、生い立ちから見ていきます。

片桐且元の生い立ちと豊臣秀吉への仕官

片桐且元は誰の家臣として活躍した?

豊臣秀吉

片桐且元は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将です。

生い立ちから秀吉に仕官するまでを詳しく見ていきましょう。

片桐且元(かたぎりかつもと)
片桐且元(かたぎりかつもと)

✅ 片桐且元は、浅井長政、豊臣秀吉、豊臣秀頼、徳川家康と仕え、賤ヶ岳の七本槍の一人として知られる戦国時代の武将です。

✅ 豊臣秀吉政権下では、検地や城郭の建築など、様々な重要な役割を担い、豊臣家臣の中でも特に信頼厚い人物として活躍しました。

✅ 関ケ原の戦いでは西軍に属し、その後は豊臣秀頼の補佐役として、徳川家との関係改善に尽力しましたが、最終的には大坂夏の陣で戦死しました。

さらに読む ⇒武将どっとじぇいぴー出典/画像元: https://busho.jp/toyotomi/katagiri-katsumoto/

片桐且元は、様々な立場で重要な役割を果たし、その中で多くの人々の信頼を得ていました。

激動の時代の中で、彼の人生は大きく揺れ動きました。

片桐且元は、浅井長政の家臣であった片桐直貞の嫡男として1556年に生まれました。

浅井氏の滅亡後、羽柴秀吉に仕え、賤ヶ岳の戦いで活躍し、賤ヶ岳の七本槍の一人として知られています。

その後、豊臣秀吉の家臣として活躍し、各地での検地や街道整備、九州征伐、小田原攻め、朝鮮出兵などに従事しました。

なるほど、片桐且元は浅井家臣の家系だったんですね。賤ヶ岳の七本槍の一人として活躍し、秀吉に仕えたというのは有名な話ですが、詳しい経緯は知りませんでした。ありがとうございます!

関ケ原の戦い後の苦悩と豊臣家存続への尽力

豊臣家の重臣は徳川家とどう関係を築いたのか?

接近→対立→家臣

関ヶ原の戦い後、豊臣家は徳川家康との間で難しい立場に置かれることになります。

その中で片桐且元はどのように行動したのでしょうか。

家康の城へ】豊臣家と徳川家の野望がうずまく大阪城()
家康の城へ】豊臣家と徳川家の野望がうずまく大阪城()

✅ 家康は大坂城を9回以上訪問し、秀吉は家康に深い敬意を示すことで周囲に権威を示そうとしていました。

✅ 秀吉の死後、家康は権力を強め、1599年に大坂城の本丸を訪れた際に西の丸に天守閣を築き、滞在しました。

✅ 家康の行動は豊臣家の家臣を激怒させ、関ケ原の戦いの引き金になったと考えられています。現在の大坂城天守閣には秀吉の築いた大坂城を復元した模型など、当時の様子を伺える資料が展示されています。

さらに読む ⇒たびよみ|知るほど旅は楽しくなる。国内、海外のスポットを再発見出典/画像元: https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/article/001914.html

徳川家康に接近し、豊臣家の存続に尽力したものの、その努力が報われることはありませんでした。

歴史の大きな流れの中で、個人の力ではどうにもならないこともありますね。

豊臣秀吉の死後、徳川家康に接近し、関ケ原の戦いで西軍に味方しますが、その後徳川家臣となり、豊臣家の存続のために奔走しました。

大阪城の豊臣家重臣として、徳川家との関係調整に尽力し、1609年の「猪熊事件」では朝廷との仲介役も務めました。

しかし、1614年の「方広寺鐘銘事件」では、徳川家康の疑いを招き、事件の責任を問われました。

関ヶ原の戦いの後、片桐且元は徳川家康に接近したんですね。豊臣家臣でありながら、徳川家康に近づくというのは、相当な苦悩があったと思います。当時の状況は、現代の人間には想像もできませんね。

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豊臣家臣・片桐且元。秀頼を支え、両家和睦に尽力も、大阪の陣で豊臣家は滅亡。激動の時代を生きた武将の苦悩と葛藤を描く。