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広島平和記念資料館、入館者数増加と平和学習の取り組み(?)被爆80周年へ向けた取り組みと、資料館の現状を紹介

被爆80周年を機に、全国の子どもたちに平和学習を深める「ヒロシマ平和学習受入プログラム」が本格始動!広島で原爆の現実を体感し、平和への意識を高めよう!

広島平和記念資料館、入館者数増加と平和学習の取り組み(?)被爆80周年へ向けた取り組みと、資料館の現状を紹介

📘 この記事で分かる事!

💡 広島平和記念資料館の入館者数が近年増加していること

💡 被爆80周年を記念した平和学習の新たな取り組みが開始されること

💡 資料館の改修工事や混雑対策が進められていること

それでは、広島平和記念資料館に関する話題から詳しく見ていきましょう。

被爆80周年に向けた平和学習の取り組み

被爆80周年に向けて、広島ではどんな取り組みが行われている?

平和学習プログラム推進

広島平和文化センターの取り組みは、被爆80周年に向けて、若い世代への平和学習の重要性を訴えるための重要な一歩となります。

広島への修学旅行費助成…被爆周年にあわせ平和学習支援

公開日:2025/01/21

広島への修学旅行費助成…被爆周年にあわせ平和学習支援

✅ 広島平和文化センターは、被爆80周年となる2025年度に、修学旅行で広島を訪れる中学校を対象に、旅行費用の一部を助成する『平和学習モニター校指定制度』を新たに実施することを発表しました。

✅ この制度は、関東地方の公立中学校を対象とし、生徒1人あたり3,000円の旅行費用助成に加え、被爆体験伝承者の派遣や広島での平和学習プログラム支援も提供します。

✅ 5年間で100校をモニター校として指定し、広島を訪れたことのない若い世代に、被爆の実態や当時の状況をリアルに感じてもらい、平和への意識の醸成と原爆被害についての深い理解を促進することを目的としています。

さらに読む ⇒教育業界ニュース「(リシード)」出典/画像元: https://reseed.resemom.jp/article/2025/01/21/10172.html

被爆体験伝承者の派遣や平和学習プログラムの支援など、充実した内容ですね。

広島平和文化センター副理事長(平和首長会議事務局)谷史郎氏は、令和7年度の被爆80周年を機に、全国の子どもたちへの平和学習の重要性を訴え、対話的で深い学びの機会を提供する「ヒロシマ平和学習受入プログラム」を推進しています。

このプログラムは、被爆者や戦争体験者の高齢化に伴い、若い世代の平和意識を高める必要性から生まれました。

被爆地で原爆被害をリアルに実感することで、平和を尊重する意識を醸成することを目指しています。

広島市は、各都市の派遣費用に対する助成制度を創設し、全国の平和首長会議加盟都市にプログラムへの参加を呼びかけています。

既に多くの都市が参加を表明しており、広島への修学旅行についても、東京都北多摩中地区中学校長会などから高い関心が寄せられています。

広島平和記念資料館では、令和9年秋を目途に、子どもたちの平和学習向け展示を整備する計画を進めており、被爆80周年を機に、若い世代の平和意識を高める体制や仕組みづくりをさらに強化していく方針です。

広島平和文化センターでは、教員向けの平和学習プログラムに関する研修や、平和学習モニター校指定制度などの新たな事業も計画しており、広島修学旅行の範囲を西日本から関東地方へと拡大し、より多くの学校が参加できるよう促進していく予定です。

興味深いですね。被爆80周年という節目の年に、このような取り組みが行われるのは、非常に意義深いと思います。

原爆資料館の入館者増加と改修工事

広島原爆資料館、外国人客は過去最多!何が要因?

旅行者増加と口コミ評価

近年、原爆資料館の入館者数は増加傾向にあるんですね。

広島原爆資料館入館者が年連続過去最多外国人旅行客が増加

公開日:2025/03/12

広島原爆資料館入館者が年連続過去最多外国人旅行客が増加

✅ 広島市中区の原爆資料館の2024年度入館者数は198万3983人で、2年連続の過去最多を記録しました。

✅ 要因としては、ウクライナ情勢や中東情勢など世界情勢への関心の高まり、円安による外国人旅行客の増加などが挙げられます。

✅ 2023年度はG7サミットが広島で開催されたこともあり、198万1782人の入館者数を記録していました。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250210/k00/00m/040/108000c

世界情勢への関心が高まっていることや、外国人旅行客の増加が要因とのことですが、改めて平和への意識の高まりを感じます。

広島市中区の原爆資料館は、2013年度に外国人入館者数が過去最多の20万86人を記録しました。

海外からの旅行者増加や口コミでの評価の高さが要因とみられています

入館者総数も前年度比8.0%増の138万3129人となり、2年連続で増加しました。

外国人入館者は2002年度に初めて10万人を突破し、2010年度には18万1847人に達しましたが、2011年度は東日本大震災の影響でほぼ半減しました。

しかし、2012年度には15万4340人と回復し、2013年度にはさらに増加しました。

広島平和文化センターは、外国人旅行者増加と世界最大の旅行口コミサイトでのランキング上位が要因と分析しています。

原爆資料館は、現在改修工事中で、2018年度の全面オープンを目指しています。

館長は、限られたスペースでも収蔵資料を効果的に展示し、入館者が減らないよう努めると話しています。

資料館の改修工事も楽しみですね。リニューアルされた資料館で、歴史をより深く理解できるようになるといいですね。

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広島原爆資料館、過去最多入館者数!平和への関心高まる中、年間200万人超え!