即身仏とは?:ミイラとなった僧侶たちの信仰と歴史(?)即身仏になるための過酷な修行と、その背景にある思想
自らミイラとなった即身仏。過酷な修行の果てに仏を目指した僧侶たちの姿は、人々の信仰を集め、今もなお生きることの意味を問いかける。飢饉からの救済、空海の教えへの憧憬、そして想像を絶する修行… 庄内地方を中心に存在する即身仏の謎に迫る。日本最古の弘智法印、最後の仏海上人、そして湯殿山の秘密とは? その尊い姿を通して、命の尊さを感じ、歴史と信仰の世界へ足を踏み入れてみませんか。
真言密教と即身成仏:背景にある思想
即身仏は空海の教えとどう違う?
肉体保存が異なり、解釈も様々です。
即身仏は、真言密教の「即身成仏」という概念と深く関わっています。
空海は、生きている間に仏となることができると説き、その教えが即身仏の出現に影響を与えました。
公開日:2021/05/01

✅ 空海は、真言密教の教えに基づき、生きている間に即身成仏が可能であると説いた。
✅ その根拠として、大日経や金剛頂経などの経典から引用した8つの証文を提示し、瞑想や実践によって仏の悟りを開くことができると解説している。
✅ 特に金剛頂経では、真言密教の教えを実践することで、現世で大日如来の境地を体得し、十六大菩薩の境地を得て悟りを開くことができると説いている。
さらに読む ⇒金運大全®出典/画像元: https://pentacles1.com/sokushinjobutsu/空海の教えが、即身仏という形で具現化されたのは興味深いですね。
現世で悟りを開くという思想が、人々の心を強く惹きつけたのでしょう。
即身仏は、真言密教の「即身成仏」という概念と関連があります。
即身成仏とは、肉体のまま仏となることで、空海が説いた教えです。
即身仏は、この空海の伝説に影響を受け、それに近い境地を目指した結果とも考えられます。
しかし、即身仏は肉体を保存する行為であり、空海の教えとは異なる解釈も存在します。
空海は、肉体のまま生きているとされており、高野山奥の院では今も生きていると信じられています。
即身仏が崇敬を集める理由は、即身成仏への願望だけでなく、それ以外の要因も考えられますが、明確にはなっていません。
空海の教えと即身仏の関係について、分かりやすく解説していただきありがとうございます。即身成仏という言葉の意味や、その背景にある思想についても、さらに深く学びたいと思いました。
湯殿山と即身仏:聖地と信仰の広がり
湯殿山で有名なのは? 厳しい戒律と貴重なアレ!
即身仏と修験道の修行。人形浄瑠璃も!
山形県の湯殿山は、即身仏が多く存在する場所として知られています。
湯殿山信仰の影響を受け、多くの僧侶が厳しい修行を行い、即身仏となりました。
公開日:2025/01/28

✅ 即身仏は、自ら厳しい修行を行い、腐敗しない状態で入定した僧侶の遺体であり、ミイラとは異なり、自らの意思で腐敗を防ぐことを目指したものです。
✅ 山形県では湯殿山信仰の影響で即身仏が多く、現在8体(未確認含めると9体)が安置されており、注連寺、大日坊など6寺院で公開されています。
✅ 湯殿山注連寺には、即身仏である鉄門海上人が安置され、ミシュランガイドで2つ星を獲得するなど、観光地としても知られています。
さらに読む ⇒Home出典/画像元: https://jp.neft.asia/archives/21609湯殿山は、即身仏信仰の中心地であり、今も多くの人々が訪れる場所なのですね。
写真撮影禁止や土足厳禁という厳しい戒律があることからも、その神聖さが伝わってきます。
即身仏は、山形県の庄内地方を中心に多く存在し、湯殿山は修行地として知られています。
江戸時代には、湯殿山は真言宗と天台宗の対立の舞台となり、真言宗は一世行人と呼ばれる修行者を湯殿山で修行させ、布教活動に利用しました。
湯殿山神社本宮では、写真撮影禁止、土足厳禁という厳しい戒律があり、参拝者は素足で参道を歩き、修験者のように大地の気を感じることが推奨されています。
弘智法印の霊堂は無料で参拝できますが、即身仏の拝観には拝観料が必要です。
弘智法印をモデルにした人形浄瑠璃が上演され、近年になって復活上演し、ロンドン公演も行われました。
湯殿山と即身仏の関係について、詳しく教えていただき、ありがとうございます。湯殿山の厳格な戒律や、弘智法印の人形浄瑠璃など、興味深い情報ばかりでした。
現代に残る即身仏:信仰と感謝の形
即身仏を拝観する際の注意点は?
拝観時間や料金を事前に確認しましょう。
現代においても、即身仏は各地の寺院に安置され、人々の信仰を集めています。
命を救われた人々からの感謝の気持ちが、御礼参りの品やカルテという形で表されています。
公開日:2021/06/17

✅ 新潟県長岡市の西生寺には、約650年前の弘智法印即身仏が安置されており、日本最古の即身仏として知られています。
✅ 弘智法印即身仏は、3000日に及ぶ厳しい修行の末に入定し、ミイラ仏となりました。また、西生寺には実物大の木造も安置されており、これは出開帳での破損・紛失を防ぐために作られました。
✅ 弘智法印は身長179cmの大男であり、学術調査の結果、生前は筋骨隆々だった可能性も示唆されています。
さらに読む ⇒日本珍スポット100景出典/画像元: https://bqspot.com/koushinetsu/nigata/23589即身仏が、今もなお人々の心に生き続けていることに感動しました。
感謝の気持ちを伝えるために、御礼参りの品やカルテを捧げるという行為も素敵ですね。
現在、即身仏は各地の寺院に安置され、貴重な存在として大切にされています。
例えば、西生寺には日本最古の弘智法印が、大悲山観音寺には日本最後の仏海上人が祀られています。
各寺院では拝観時間や拝観料が異なり、事前に確認することが推奨されています。
また、多くの人々は即身仏に御礼参りの品やカルテを捧げ、命を救われたことへの感謝を表しています。
即身仏は、人々の深い信仰心を集め、今もその姿を通して、生きることの意味を問いかけています。
即身仏が今も大切にされているという事実に、とても感動しました。各地の寺院を訪れて、即身仏に直接お会いしてみたいと思いました。
即身仏は、信仰と修行の結晶であり、現代にもその姿を残しています。
今回ご紹介した内容を通して、少しでも即身仏について興味を持っていただけたら幸いです。
💡 即身仏とは、自らをミイラ化し仏となることを目指した僧侶たちのこと。
💡 即身仏になるためには、想像を絶するような過酷な修行が必要だった。
💡 即身仏は、真言密教の即身成仏という思想と深く関わっている。