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国宝『へし切長谷部』とは?(名刀の歴史と特徴を徹底解説?)黒田家の名刀『へし切長谷部』の魅力

切れ味鋭い名刀「へし切長谷部」は、南北朝時代の刀工・長谷部国重による傑作。織田信長が愛し、茶坊主を圧し切った逸話から「へし切」と名付けられました。黒田家の家宝として福岡市博物館に所蔵され、現在は国宝に指定。波打つ刃文や「皆焼」と呼ばれる美しい景色は、見る者を魅了します。9月29日~11月25日まで京都国立博物館で展示!歴史と美をその目に。

国宝『へし切長谷部』とは?(名刀の歴史と特徴を徹底解説?)黒田家の名刀『へし切長谷部』の魅力

📘 この記事で分かる事!

💡 織田信長が所有し、茶坊主を斬った逸話で知られる名刀

💡 黒田官兵衛、黒田長政へと受け継がれ、現在は国宝に指定

💡 福岡市博物館で展示され、多くの人々を魅了している名刀です。

それでは、名刀「へし切長谷部」の歴史と特徴について、詳しく見ていきましょう。

名刀「へし切長谷部」とその生みの親

へし切長谷部は何故「へし切」と名付けられた?

切れ味の鋭さから

この名刀は、信長の命により茶坊主を斬りつけたことから「へし切」と名付けられました。

その切れ味は凄まじく、信長の武勇伝を象徴する刀としても知られています。

福岡市博物館ブログ【ふくおかの名宝】観賞ガイド⑧国宝刀名物「圧切長谷部」(へしきりはせべ)
福岡市博物館ブログ【ふくおかの名宝】観賞ガイド⑧国宝刀名物「圧切長谷部」(へしきりはせべ)

✅ 「圧切長谷部」は、南北朝時代の刀工・長谷部国重が制作した刀で、織田信長が黒田孝高に与えた刀である。

✅ 信長は孝高の才覚を見抜き、中国攻めの策を進言した孝高に褒美として「圧切長谷部」を与えた。孝高はその後、秀吉を支え、天下統一に貢献した。

✅ 「圧切長谷部」は、信長が茶坊主を手討ちにする際に、棚の下に刀を差し込んで圧し付けただけで切れたことから命名された。「圧切」という名称は、刀の鋭い切れ味を表している。

さらに読む ⇒福岡市博物館ブログ出典/画像元: http://fcmuseum.blogspot.com/2020/10/blog-post_30.html

信長が刀を棚に差し込んで切っただけで茶坊主が斬れたというのは、驚くべき逸話ですね。

刀の切れ味だけでなく、信長の非情さも物語っています。

南北朝時代の刀工、長谷部国重によって作られた「へし切長谷部」は、その切れ味から「へし切」と名付けられた、名刀として知られています。

長谷部国重は、相模の著名な刀工・新藤五国光の流れを汲む長谷部派の祖とされ、その作品は相州の作風を感じさせるものが多いのが特徴です。

へし切長谷部は、長谷部国重の作品の中でも最高級の作品とされ、幅広で薄めの刀身、大きく鋭い鋒、波のようにうねった刃文など、南北朝時代の作の特徴が見られます。

また、刃先以外にも刃文と同じ成分の焼きが多く入っている「皆焼」と呼ばれる手法が用いられており、刀の中に雪が降っているような美しい景色を感じさせることから、多くの人を魅了しています。

へし切長谷部のエピソードは、歴史好きにはたまらないですよね!信長の逸話は有名ですが、刀の来歴を詳しく知ることができて面白いです!

信長の愛刀として

信長の愛刀「へし切長谷部」の由来は?

茶坊主を斬った逸話から

信長が愛用していた刀というだけあって、様々なエピソードが残っていますね。

信長の苛烈な性格がよく表れています。

へし切長谷部

公開日:2022/05/23

へし切長谷部

✅ この記事は、黒田官兵衛が所有していたとされる名刀「へし切長谷部」について、その来歴や特徴、そして官兵衛の行動力などを解説しています。

✅ 特に、官兵衛が織田信長に仕えることになった経緯や、信長から「へし切長谷部」を授かった理由について、具体的なエピソードを交えながら説明されています。

✅ また、「へし切長谷部」の由来や、その切れ味、そして黒田家に伝わった経緯なども詳しく解説されており、刀剣の歴史や文化に興味を持つ読者にとって興味深い内容となっています。

さらに読む ⇒光雲神社出典/画像元: https://www.terumojinja.com/post/%E3%81%B8%E3%81%97%E5%88%87%E9%95%B7%E8%B0%B7%E9%83%A8

信長の逸話は、刀の切れ味だけでなく、信長の性格を表すエピソードとしても興味深いですね。

黒田家に伝わった経緯も、刀の価値を高めていますね。

織田信長は、この「へし切長谷部」を愛刀とし、その切れ味と信長の気性の激しさを物語る伝説が残っています。

信長が茶坊主の観内を、御膳棚ごと圧し切ってしまったという逸話は、その切れ味と信長の執拗さを物語っています

この逸話から「へし切」と名付けられたとも言われています。

その後、へし切長谷部は、豊臣秀吉を経て、黒田孝高に譲られ、黒田家の家宝として福岡で所蔵されることとなります。

信長が使っていた刀って聞くと、なんだかすごいですね!刀を通して歴史を感じられるのは、すごく興味深いです!

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国宝「へし切長谷部」は黒田長政が愛した名刀! 切れ味抜群で「へし切」と称された逸品。その歴史と美しさを、京都国立博物館でぜひ!