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【銀座の歴史】銀座誕生から現代の歩行者天国まで、銀座の変遷を徹底解説!(銀座、歴史、歩行者天国)銀座の歴史:金座から繁華街、そして歩行者天国へ

江戸時代、貨幣鋳造から始まった銀座。徳川家康が命じた金貨鋳造が、現在の銀座のルーツ。銀貨鋳造所「銀座役所」の存在から、この地名が誕生しました。煉瓦街への変貌、日本初の鉄道開通と歩み、日本を代表する繁華街へと発展。歴史を感じる碑を巡り、活気あふれる街を「銀ぶら」で楽しもう!

【銀座の歴史】銀座誕生から現代の歩行者天国まで、銀座の変遷を徹底解説!(銀座、歴史、歩行者天国)銀座の歴史:金座から繁華街、そして歩行者天国へ

📘 この記事で分かる事!

💡 銀座は、江戸時代に銀貨鋳造所「銀座」が置かれたことが地名の由来。そこから繁華街へと発展しました。

💡 明治時代には煉瓦街として再建され、近代的な街へと発展。歩行者天国など、現在も魅力的なイベントが開催。

💡 銀座の歴史は、貨幣鋳造、煉瓦街への変貌、そして現代のイベント開催へと続き、多様な顔を持つ街です。

それでは、銀座の歴史を紐解きながら、その魅力を深く掘り下げていきましょう。

銀座誕生の背景:貨幣鋳造と金座

銀座の由来は何ですか?

金座の場所です

本日は、銀座の始まりである金座について解説します。

徳川幕府を支えた江戸の金座
徳川幕府を支えた江戸の金座

✅ 徳川幕府は、佐渡金山から産出された金を原材料とし、江戸金座において金貨を鋳造することで、通貨制度と財政を支えていました。

✅ 江戸金座は、後藤庄三郎家によって長年統轄され、金貨鋳造の中心を担い、その後、本郷に鋳造所が設立され、江戸、京都、佐渡に分かれていた原判金の鋳造などが行われた。

✅ 江戸金座は、京都金座、佐渡金座と共に幕府の金貨鋳造に関わる重要な拠点となっていたが、1698年に本町1丁目に金座が設立された後、両金座は江戸金座の出張所として位置づけられた。

さらに読む ⇒ときわ総合サービス出典/画像元: https://www.tokiwa-ss.co.jp/journal/news/post-39.html

金座は、徳川幕府の貨幣制度を支える重要な役割を担っていました。

金貨の鋳造技術は高度で、現在の銀座の基盤を築いたと言えるでしょう。

銀座は、徳川家康が江戸に国替え後、貨幣鋳造に着手したことから誕生しました。

家康は、当時流通していた豊臣政権製の「大判」が実用性に欠けていたため、橋本庄三郎に使いやすい「小判」や「一分金」といった金貨の鋳造を命じました。

江戸時代の貨幣は、「三貨制度」として金、銀、銭の3種類が存在し、金貨の製造工程は、金の精錬から打ち延ばし、偽金対策の凹凸加工、文字と極印の打刻まで、高度な技術を要しました。

金貨を製造する機関は「金座」と呼ばれ、江戸、京都、駿府、佐渡などに置かれ、現在の東京の「銀座」の由来となっています

日本銀行の本店敷地は、かつての「金座」にあたります。

なるほど、金座が銀座の起源だったとは。大変興味深いですね。当時の貨幣鋳造技術にも驚かされます。

銀座の変遷:銀貨鋳造所から繁華街へ

銀座の由来は?

銀貨鋳造所から

続いて、銀座が銀貨鋳造所から現在の繁華街へと発展していく過程を追っていきます。

蛎殻銀座跡
蛎殻銀座跡

✅ 中央区日本橋人形町にあった「蛎殻銀座」は、江戸時代、銀座会所と銀座役所を総称した組織であり、銀貨の製造・検査や銀地金の取引を行っていました。

✅ 蛎殻銀座は当初、現在の銀座2丁目に設置されましたが、寛政12年(1800年)に人形町に移転し、幕府直営の度合いを強めた銀座として再発足しました。

✅ 明治2年(1869年)に新政府の造幣局が設置されるまで、蛎殻銀座は69年間存続しました。

さらに読む ⇒東京都中央区の歴史出典/画像元: http://tokyochuo.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A9%8B%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E7%94%BA/%E8%9B%8E%E6%AE%BB%E9%8A%80%E5%BA%A7%E8%B7%A1

銀座役所の移転や、銀座という地名の変遷は、歴史のドラマを感じさせます。

現在の銀座の賑わいとはまた違った側面が見えてきますね。

慶長17年(1612年)、現在の東京都中央区銀座2丁目に銀貨鋳造所「銀座役所」が設置されました。

当初は「新両替町」と呼ばれていましたが、銀貨鋳造所があったことから「銀座」と呼ばれるようになり、地名として定着しました

しかし、銀座役所は不正事件により、現在の東京都中央区日本橋人形町に移転し、「蛎殻銀座」と呼ばれるようになりました。

銀座の名は通称として残り、明治2年(1869年)に銀座役所が廃止された後も、銀座は発展を続け、現在では、日本を代表する繁華街として知られています。

銀座の街には、かつて銀座役所があった場所を示す「銀座発祥の地」の碑が、現在の銀座通り(中央通り)の歩道に設置されています。

また、蛎殻銀座があった場所には、案内板が設置されています。

これらの碑や案内板は、銀座の歴史を今に伝える貴重な存在となっています。

銀座って、銀貨鋳造所が始まりだったんですね!知らなかったです。地名って面白いですね。

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明治の銀座は、煉瓦街として誕生!西洋文化と新商品が集まる賑わいを見せました。銀貨鋳造所から始まった銀座の歴史、そして「銀ぶら」と歩行者天国の今とは。