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今村翔吾の描く石田三成とは?新刊『五葉のまつり』と代表作、その魅力に迫る?石田三成と豊臣秀吉を支えた五奉行の物語

直木賞作家・今村翔吾が描く、石田三成を中心とした戦国時代劇!最新作『五葉のまつり』は、豊臣秀吉を支えた五奉行の知られざる活躍を描く。一方、『八本目の槍』では、三成と七本槍の視点から、人間味あふれる戦国ドラマが展開。歴史の裏側を描き、新たな魅力を発見! 11月にはトークショーも開催!

今村翔吾の描く石田三成とは?新刊『五葉のまつり』と代表作、その魅力に迫る?石田三成と豊臣秀吉を支えた五奉行の物語

📘 この記事で分かる事!

💡 今村翔吾氏の最新作『五葉のまつり』は、豊臣秀吉の五奉行に焦点を当てた歴史小説です。

💡 『八本目の槍』は、石田三成と彼を取り巻く武将たちの人間ドラマを描いた連作短編集です。

💡 今村翔吾氏は、歴史時代小説から現代小説まで幅広く活躍する人気作家です。

それでは、今村翔吾氏の作品と、石田三成という人物の魅力について、詳しく見ていきましょう。

作家、今村翔吾

今村翔吾氏の最新作は?

石田三成を主人公にした歴史小説

今村翔吾氏の最新作『五葉のまつり』は、石田三成を主人公とした歴史小説です。

新刊情報】10月30日(水)『五葉のまつり』(新潮社)発売決定!!
新刊情報】10月30日(水)『五葉のまつり』(新潮社)発売決定!!

✅ 新潮社より、石田三成を主人公とする歴史小説「五葉のまつり」が10月30日に発売される。

✅ 本書は、豊臣秀吉の五大事業を縁の下で支えた五奉行の物語であり、「八本目の槍」に続く石田三成をめぐる傑作巨篇。

✅ 五奉行たちは、尊敬と嫉妬を受けながらも、互いの才能を認め合い、困難に立ち向かう姿が描かれる。

さらに読む ⇒歴史小説・時代小説家「今村翔吾」出典/画像元: https://www.zusyu.co.jp/topics/detail.php?id=320

石田三成を主人公に据え、五奉行たちの活躍を描くという点に、とても興味を惹かれます。

どのような物語が展開されるのか、今から楽しみですね。

今村翔吾氏は、1984年生まれの作家で、2017年に『火喰鳥羽州ぼろ鳶組』でデビューし、数々の賞を受賞しています。

代表作に『八本目の槍』『じんかん』『塞王の楯』などがあり、歴史時代小説から現代小説まで幅広く執筆活動を行っています。

最新刊『五葉のまつり』は、豊臣秀吉の五奉行の一人、石田三成を主人公とした歴史小説で、2024年10月30日に発売予定です。

今村翔吾先生の新作、非常に楽しみですね。石田三成を深掘りした作品ということで、どんな新たな視点が見られるのか、期待しています。

『八本目の槍』 七本槍の視点から見た石田三成

「賤ケ岳の七本槍」は、石田三成をどう見ていた?

多面的で複雑な人物

『八本目の槍』は、七本槍の視点から石田三成を描いた作品です。

八本目の槍』今村翔吾
八本目の槍』今村翔吾

✅ 今村翔吾氏の最新作「八本目の槍」は、賤ヶ岳の戦いで活躍した七本槍を主人公にした連作短編集で、石田三成(佐吉)の視点から彼らの生き様を描いている。

✅ 各話は史実にフィクションを織り交ぜて、七本槍それぞれの個性と運命を鮮やかに描き出す。特に、史実を巧みに翻案した第四話「助作は夢を見ぬ」と第五話「蟻の中の孫六」は、歴史小説としての面白さを際立たせている。

✅ ラストの「槍を捜す市松」では、福島正則(市松)の視点から過去の物語を統合し、石田三成の壮大な野望と悲劇が浮かび上がってくる。七本槍の物語を通して、三成という人物の複雑な魅力と、激動の戦国時代の様相が鮮やかに描かれている。

さらに読む ⇒新潮社出典/画像元: https://www.shinchosha.co.jp/book/352711/

七本槍それぞれの視点から三成を描くことで、多角的に人物像に迫るという構成が面白いですね。

史実を基にしたフィクション、どのような物語になっているのか興味深いです。

『八本目の槍』は、賤ケ岳の戦いで活躍した秀吉の小姓組「賤ケ岳の七本槍」の視点から、石田三成という人物を描いた戦国ミステリーです。

物語は、加藤清正、糟屋武則、脇坂安治、片桐且元、加藤嘉明、平野長泰、福島正則の7人の視点で構成され、それぞれの章で石田三成との関わりが描かれます。

各章では、それぞれの武将が三成との出会いを振り返り、三成の真の姿、彼の行動の理由、そして彼らが下した決断などが明らかになっていきます。

三成は、七本槍それぞれに異なる影響を与え、彼らの運命を大きく変えていきます。

例えば、加藤清正は、朝鮮出兵における三成の策略を知り、その深謀遠慮に感嘆する一方で、関ヶ原での決断に苦悩します。

脇坂安治は、三成から豊臣家の将来を託され、必死に生き残る道を探しますが、最終的には家康に寝返ります。

平野長泰は、三成から「笑うな」と一喝され、自身の生き方を改めるきっかけを与えられます。

七本槍それぞれが、三成という存在を通して、自らの生き方や時代の流れを深く見つめ直していく様子が描かれ、物語は関ヶ原の戦いに向かって進んでいきます。

『八本目の槍』は、七本槍の視点を通して、石田三成という人物の複雑な側面と彼の行動の奥深さを浮き彫りにする、魅力的な作品です。

七本槍それぞれの視点から三成を描くという、斬新な切り口に惹かれますね。歴史好きとしては、色々な解釈で石田三成という人物について知ることができ、大変興味深いです。

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