日本語の未来は？～宮崎哲弥氏が語る、戦後の国語改革と国語力低下の問題点とは？～宮崎哲弥氏が提言する、日本語の豊かさを取り戻すための道筋

それでは、日本語の未来について、宮崎哲弥氏の提言を詳しく見ていきましょう。

日本語の豊かさを守る

本記事では、宮崎哲弥氏が戦後の漢字政策の問題点を指摘し、日本語の豊かさを守るための提言を掘り下げていきます。

手作り漢字表（日曜大工🛠️）

公開日:2022/12/29

✅ この記事は、戦後の漢字政策を踏まえ、著者の考える漢字の用字法を提案しています。

✅ 具体的には、康煕字典、当用漢字、人名用漢字の変遷と問題点を分析し、それらを踏まえた上で現代における漢字の扱い方を提言しています。

✅ 特に、当用漢字が漢字全廃を目指した政策であり、従来の漢字体系とのつながりを断ち切ったことが、後の混乱を生み出したと指摘しています。

さらに読む ⇒手探り、手作り出典/画像元: https://hiroki-hayashi.hatenablog.com/entry/2022/12/29/

確かに、戦後の国語改革は日本語の「平明化」を目指しましたが、それが言葉の多様性を失わせ、結果的に国語力の低下を招いたというのは興味深いですね。

戦後の国語改革は、日本語の「幼児化」をもたらしたと指摘されています。

漢字制限やルビ規制が日本語を拘束し、言葉の平明化が日本語の豊かさを損なっているのです。

日本語は表音言語ではなく、文字が意味を担っているため、言葉の多様性が事物の多様性をもたらします。

言葉の力は重要であり、洗練された言葉使いは、豊かな表現力と思考力につながります。

なるほど、漢字の制限やルビの規制が、日本語の可能性を狭めてしまったというのは、非常に示唆に富む話ですね。言葉の力は本当に重要ですもんね。

言葉への探求心と国語力の衰退

宮崎哲弥氏の著書を通して、ルビの重要性と語彙力低下の問題点を浮き彫りにしていきます。

宮崎哲弥さんに聞く、日本語の裾野を広げることに役に立つルビの重要性

✅ 宮崎哲弥さんは、著書「教養としての上級語彙 知的人生のための５００語」を通して、戦後の国語政策によるルビの事実上の廃止が、日本語の語彙力低下につながっているという懸念を表明した。

✅ 同氏は、ルビの重要性を訴え、ルビを復活させることで、外国人や子供たちの日本語学習を促進し、戦後における漢字制限によって失われた語彙を再建することができると主張している。

✅ さらに、新しい言葉を覚える喜びを強調し、語彙力は単に知識を増やすだけでなく、言葉で表現できないものを言葉で探求する深みを生み出すと説いている。

さらに読む ⇒ニッポン放送ラジオ出典/画像元: https://www.1242.com/asanav/asanav_blog/20231124-307310/

ルビを復活させることで、語彙力を向上させ、日本語の奥深さを再認識できるというのは素晴らしいですね。

新しい言葉に出会う喜びを、私も感じてみたいです。

宮崎哲弥さんは、戦後の国語政策によるルビの事実上の廃止と漢字の制限が、日本人の国語力を低下させていると指摘しています。

ルビの重要性を訴え、ルビ財団を創設したマネックス証券の松本大さんの活動に共感しています。

日本語の進化とは、多くの言葉を操ることができるようになることであり、現在の状況は国語力が退化していると危惧しています。

自身の経験から、新しい言葉に出会う喜びについて語ります。

中学生の頃から、未知なる言葉を書き留めて単語帳を作っていたこと、そして、初めて出会う言葉に感動した経験などを紹介しています。

ルビが廃止されたことで、こんなにも語彙力が低下してしまっているとは驚きです。私ももっと言葉を知りたいと思いました。