舞鶴引揚記念館と語り部：戦後を未来へ繋ぐ活動とは？舞鶴引揚記念館：シベリア抑留と引き揚げの記憶を次世代へ

舞鶴引揚記念館の取り組みについて、さらに詳しく見ていきましょう。

次章では、その具体的な活動内容についてご紹介します。

戦後の記憶を未来へ繋ぐ：舞鶴引揚記念館と語り部

はい、舞鶴引揚記念館は、戦争の悲惨さを後世に伝えるために、様々な活動を行っています。

抑留・引き揚げ苦難伝える京都「舞鶴引揚記念館」帰国者迎えた市民も紹介

✅ 第2次世界大戦後、日本が植民地支配していた地域から約660万人が帰還し、舞鶴港は帰国者を乗せた船の入港地として約66万人を受け入れた。

✅ 舞鶴引揚記念館では、シベリア抑留者の生活資料や「白樺日誌」などの記録を展示し、引き揚げ体験や歴史的背景、救済運動、地元市民の活動などを伝えている。

✅ 同館は、戦争の悲惨さを語り継ぐ場として開館し、2015年には記録物がユネスコ「世界の記憶」に登録され、次世代への戦争体験継承を促進するためにガイド育成にも力を入れている。

さらに読む ⇒中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター出典/画像元: https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=141056

戦争の記憶を風化させないための地道な活動に、深く感銘を受けました。

記録がユネスコの世界記憶に登録されていることも、その重要性を物語っていますね。

舞鶴引揚記念館は、戦後80年を迎え、シベリア抑留や引き揚げの記憶を次世代へ継承する活動を活発化させています。

その中心となるのが、語り部養成講座です。

これは、戦争体験者の高齢化と記憶の風化が進む中で、戦争を知らない世代へ歴史を伝えるための重要な取り組みです。

舞鶴引揚記念館の取り組みは素晴らしいですね。特に、語り部の方々の活動は、貴重な証言を未来へ繋ぐ上で非常に重要だと思います。

語り部養成講座：詳細と目的

はい、語り部養成講座は、次世代への継承を目的とした重要な取り組みですね。

引き揚げ」の記憶継承へ続ける語り部講座舞鶴引揚記念館が募集京都府戦後年：朝日新聞

公開日:2024/12/13

✅ 舞鶴引揚記念館は、シベリア抑留や舞鶴港への引き揚げの史実を後世に伝えるため、語り部養成講座を継続的に開催し、来年1月18日から新たな講座の参加者を募集している。

✅ 講座では、シベリア抑留や引き揚げの歴史、展示内容の説明、語り部の実習を通して知識だけでなく、伝える姿勢も学び、学生の参加も増えている。

✅ 戦後80年となる来年、体験者が減る中で語り部の重要性が高まっており、小学6年生以上を対象に、一般と学生それぞれ20名までを募集している。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル：朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASSDF01PMSDFPLZB002M.html

語り部養成講座の募集が始まっているのですね。

学生の参加が増えているというのも、とても良い傾向だと思います。

多くの方に興味を持ってほしいですね。

語り部養成講座は、令和7年1月18日から3月8日までの6日間（学生は5日間）にわたり、舞鶴引揚記念館のセミナールームで開催されます。

一般と学生を対象に、引き揚げやシベリア抑留の歴史、舞鶴の歴史などを学びます。

受講料は無料で、小学6年生以上であれば誰でも参加でき、定員はそれぞれ20名です。

応募期間は令和6年12月1日から令和7年1月10日までです。

講座修了者は正式な語り部として活動を開始し、戦争の悲惨さや平和の大切さを次世代へ伝えます。

過去には、令和5年12月9日〜令和6年2月17日にも同様の講座が開催され、多くの参加者がありました。

語り部養成講座は、私のような歴史初心者にも門戸が開かれているのが良いですね。私も参加して、少しでも歴史について学びたいと思いました。