震災と復興の記録：記憶を未来へ繋ぐ取り組みとは？仙台市、大船渡市、神戸市の復興と追悼のモニュメント

大船渡市の復興 - 祈りのモニュメント

本章では、大船渡市における復興の象徴である「祈りのモニュメント」についてご紹介します。

未来へ祈る」震災犠牲者の追悼モニュメント岩手・大船渡に建立へ

公開日:2023/12/11

✅ 岩手県大船渡市は、東日本大震災の追悼と伝承を目的とした「祈りのモニュメント」を公園内に建立することを発表しました。

✅ モニュメントはガラス素材で、津波高や「未来へ祈る」の文言を表記し、毎年3月には犠牲者の芳名板も設置されます。

✅ 2024年3月11日の除幕を予定しており、震災関連施設整備では市内で最後となるものです。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20231111/k00/00m/040/065000c

大船渡市の「祈りのモニュメント」は、追悼と教訓の伝承、そして復興への想いを具現化した素晴らしいモニュメントですね。

海を見ながら祈れるガラス素材というのも、とても美しいです。

芳名板がQRコードで閲覧できる工夫も素晴らしいですね。

一方、東日本大震災からの復興を象徴する大船渡市では、「祈りのモニュメント」が整備されました。

このモニュメントは、追悼、教訓の伝承、復興への想いの発信を目的としており、海を見ながら祈れるガラス素材で作られています。

10本の柱は大船渡市の10の町を象徴し、津波の高さが刻まれ、犠牲者の氏名が刻まれた芳名板や、過去の津波高を示す伝承碑が設置されています。

市民アンケートや懇談会を通じて整備場所が決定され、令和6年3月に完成しました。

芳名板は普段は説明板のQRコードで閲覧でき、3月11日を含む一定期間はスロープに設置され、追悼の場として機能しています。

大船渡市のモニュメントは、追悼の場であると同時に、未来への希望を象徴する存在なのですね。市民の意見を取り入れて作られたという点も、素晴らしいと思います。

阪神・淡路大震災の記憶 - 神戸市の取り組み

最後に、阪神・淡路大震災の記憶を伝える神戸市の取り組みについてご紹介します。

人と防災未来センターと三宮散策』神戸兵庫県の旅行記・ブログみねさん【フォートラベル】

✅ 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターを訪問し、震災の教訓や防災について学んだ。小学生の団体で混雑していたが、展示を見学し、体験型の展示で理解を深めた。

✅ 三宮エリアに移動し、ユーハイム本店でバウムクーヘンを購入し、南京町を散策した。昼食はスタンドトキで、牛カツと唐揚げのミックスランチを堪能した。

✅ アールグレイ専門店＆アールグレイを訪れ、茶葉を購入。三宮にはジェラート店が多いことに触れ、旅行を締めくくった。

さらに読む ⇒ιԤΥߤȥۥƥ롦ĥҶӡڥեȥ٥出典/画像元: https://4travel.jp/travelogue/11931667

神戸市には、震災の記憶を伝えるモニュメントや施設が数多く存在することが分かりました。

震災の教訓を学び、防災意識を高めるための取り組みが多岐にわたっていることに感銘を受けました。

特に、震災発生時刻で止まった時計が残されているというのは、胸に迫るものがあります。

阪神・淡路大震災から20年以上が経過した神戸市三宮駅周辺には、震災の記憶を伝えるモニュメントや施設が多く存在します。

東遊園地にある「1.17希望の灯り」は、震災の犠牲者への追悼と生き残った人々の思いを結びつける場として設置され、夜には灯りが灯されます。

「慰霊と復興のモニュメント」は、地下に震災犠牲者や寄付者の名前が刻まれた銘板が設置され、瞑想空間となっています。

三宮センター街には、震災からの復興への願いを込めたブロンズ像「讃太陽」があり、メリケン波止場の一部が被災したまま保存されている「神戸港震災メモリアルパーク」もあります。

さらに、震災の経験と教訓を学び、防災意識を高めるための施設として、「人と防災未来センター」と、野島断層を保存し地震の脅威を伝える「北淡震災記念公園」があります。

相楽園には倒壊した煙突が、麒麟ビルには震災発生時刻で止まった時計が、それぞれ震災の記録として残されています。

阪神・淡路大震災の記憶を伝える施設が、神戸市にたくさんあるんですね。過去の出来事を風化させないために、様々な工夫が凝らされていることがよく分かります。

本日の記事では、東日本大震災と阪神・淡路大震災の記憶を未来へ伝えるための各都市の取り組みについてご紹介しました。

震災の教訓を活かし、防災意識を高めるための努力は、非常に重要ですね。

本日はありがとうございました。