陰陽師の世界へようこそ！企画展「陰陽師とは何者か」の見どころをご紹介！(陰陽師、国立歴史民俗博物館、安倍晴明？)国立歴史民俗博物館で開催される企画展の見どころをご紹介～陰陽道の歴史と文化～

今回の展示を通して、陰陽師の知られざる姿、彼らが担った役割を深く知ることが出来るでしょう。

それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。

陰陽道への誘い

陰陽師の世界へ誘う企画展示。

陰陽道の歴史、文化を紐解き、陰陽師のリアルな姿に迫ります。

古代から近世まで、史料や呪符を通して陰陽師の役割の変化を辿ります。

企画展示「陰陽師とは何者か ーうらない、まじない、こよみをつくるー」 国立歴史民俗博物館で10月3日から 古代から近世まで活躍した陰陽師のあゆみを紹介 安倍晴明も詳しく – 美術展ナビ

公開日:2023/08/28

✅ 国立歴史民俗博物館で開催される企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」は、陰陽道の歴史と文化を様々な角度から紹介し、陰陽師のリアルな姿を明らかにします。

✅ 展示では、古代から近世にかけて陰陽師が担った役割の変化を、史料や呪符を通して辿り、安倍晴明の伝記を通して陰陽師の実像に迫ります。

✅ 暦や占いに関する資料、天体観測器、旧暦資料などを展示し、陰陽師が担った暦の製作や人々の生活への影響について解説します。

さらに読む ⇒美術展ナビ出典/画像元: https://artexhibition.jp/topics/news/20230827-AEJ1555669/

陰陽師の多岐にわたる役割や、時代ごとの変化を詳細に知ることが出来る展示内容ですね。

安倍晴明の実像にも迫るという事で、非常に興味深いです。

国立歴史民俗博物館で開催中の企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」は、古代から近世にかけての陰陽道の歴史と文化を紐解くものです。

本展示は、3年間の共同研究の成果を基に、陰陽師の実像を多角的に明らかにします。

展示は、陰陽師の成立から多様な展開を追う「陰陽師のあしあと」、安倍晴明に焦点を当てる「安倍晴明のものがたり」、そして暦文化を掘り下げる「暦とその文化」の3部構成となっています。

これは興味深いですね！ 陰陽師が暦を作っていたというのは、なんとなく知っていましたが、それがどのように人々の生活に影響していたのか、詳しく知りたいです！

陰陽師の足跡を追う

陰陽師とは、古代日本の律令制における陰陽寮に所属し、占いや天文観測、暦の作成などを行った公務員のこと。

陰陽五行説に基づいた学問「陰陽道」を駆使しました。

簡単解説】陰陽師は何者？ 安倍晴明はどんな人物？ 能力・術式・式神について

✅ 陰陽師は、古代日本の律令制における組織「陰陽寮」に所属する公務員で、占いや天文観測、暦の作成など、多岐にわたる実務的な仕事を行っていた。

✅ 陰陽師の占いは、中国の「陰陽五行説」を基にした「陰陽道」という学問体系に基づいており、日本独自の要素も取り入れられていた。

✅ 平安時代には、天才陰陽師「安倍晴明」が登場し、呪禁師の領域でも活躍、式神を用いて厄祓いを行うなど、数々の伝説を残した。

さらに読む ⇒THE GATE | Japan Travel出典/画像元: https://thegate12.com/jp/article/388

古代中国から伝来した陰陽五行説が、日本で独自の発展を遂げた様子が理解できますね。

安倍晴明の活躍も楽しみです。

第1部「陰陽師のあしあと」では、古代中国の陰陽五行説を基盤とし、日本で独自の発展を遂げた陰陽道の変遷を辿ります。

陰陽寮における陰陽師の役割の変化、呪禁師との統合、暦や祭祀への関与、そして朝廷による活用が解説されます。

平安時代には貴族社会に浸透し、賀茂氏と安倍氏の二大派閥が台頭。

その後、鎌倉時代には地方へと広がり、武家社会や地域社会との融合が進みます。

江戸時代には、都市や農村で占い、祓い、芸能など、多様な活動を展開。

展示では、暦、占い、祭祀、まじないなどの分野に分け、陰陽師の具体的活動や民俗への浸透を紹介します。

陰陽師って、ただの占い師とか、怪しい術を使う人たちだと思っていましたが、国家公務員だったんですね！ そう考えると、彼らの役割はもっと大きかったのかもしれませんね。