ラムセス2世展の見どころは?ファラオの黄金時代を紐解く!(展覧会、古代エジプト、ラムセス2世)東京で開催される『ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』の見どころ
古代エジプト最大の王、ラムセス2世。60年以上の治世と長寿を誇り、黄金期を築いた。カデシュの戦いでの武勇、世界初の平和条約締結、巨大神殿の建造など、彼の功績は枚挙にいとまがない。最愛の王妃ネフェルタリとの関係、100人以上の子どもたち、そして今もなお残るアブシンベル神殿。歴史の謎とロマンが詰まったラムセス2世の物語が、あなたを古代エジプトへと誘います!
神殿と愛の物語
ラムセス2世、最大の功績は?巨大建造物は何?
アブシンベル神殿!ネフェルタリへの愛も。
続いて、ラムセス2世が建造した巨大な神殿、アブ・シンベル神殿についてご紹介します。
公開日:2021/09/15

✅ エジプトのアブ・シンベル神殿は、アスワン・ハイ・ダム建設による水没の危機からユネスコによって救済され、高台に移設された。
✅ アブ・シンベル大神殿は、ラムセス2世の巨像など圧巻のスケールで、その建築は現代では考えられないものである。
✅ 記事では、大神殿内部の様子や、ラムセス2世の巨像の足の描写など、細部にわたる考察がなされている。
さらに読む ⇒ふたりの歩き方出典/画像元: https://futarino-arukikata.com/africa/egypt/4531/アブ・シンベル神殿、実際に見てみたいですね。
巨大な石像や、内部の構造など、興味深いポイントがたくさんありますね。
平和な時代の中で、ラムセス2世は巨大建造物の造築に力を注ぎました。
テーベのカルナック神殿やルクソール神殿を完成させ、ナイル上流のヌビア地方には、カデシュの戦いを記念してアブシンベル神殿を建造しました。
特にアブシンベル神殿は、岩壁に彫られた高さ20mにも及ぶ4体の巨大なラムセス2世の石像が特徴で、太陽神ラーを祀る大神殿と、最愛の王妃ネフェルタリを祀る小神殿から構成されています。
ネフェルタリはラムセス2世の最愛の妃であり、彼女の死を深く悲しんだと記録されています。
彼女の墓には美しい彫像や絵が残されていますが、その容姿が実際にネフェルタリのものなのかは未だ謎に包まれています。
アブ・シンベル神殿は、その当時の技術で作られたというのが驚きです。ラムセス2世の偉大さを感じますね。
王のファミリー
ラムセス2世の謎!妻ネフェルタリ&イシスネフェルトの関係は?
政治的?愛情?謎に包まれた関係。
続いて、ラムセス2世の家族について見ていきましょう。
公開日:2020/01/08

✅ ネフェルタリはラムセス2世の最愛の妃で、絶世の美女と謳われた人物。
✅ 彼女の墓はルクソール西岸の王妃の谷にあり、美しい装飾が施されているが、現在は一般公開されていない。
✅ アフリカ専門の旅行会社は、いつか許可を得てネフェルタリの墓に観光客を案内したいと考えている。
さらに読む ⇒アフリカ旅行の道祖神ブログ出典/画像元: https://article.dososhin.com/nefertari/ネフェルタリ王妃のお墓、一般公開されていないのは残念ですが、いつか見てみたいですね。
古代エジプトの謎に迫る話は興味深いです。
ラムセス2世は、100人以上の子どもをもうけました。
彼の治世の長さから、先立って亡くなった子供たちも少なくありませんでした。
彼の周囲には多くの女性がいましたが、ネフェルタリの他に、イシスネフェルトという妻の存在も知られています。
しかし、その関係性や詳細については不明な点が多く、政治的な意図があったのか、それとも純粋な愛情だったのか、歴史の謎として残されています。
100人以上の子どもがいたなんて、すごいですね!歴史の謎、私も興味があります。
遺産と未来
ラムセス2世、何を残した?世界遺産「アブシンベル」とは?
アブシンベル神殿!世界遺産で彼の偉大さを伝える!
最後に、ラムセス2世の遺産と、現代への影響についてご紹介します。

✅ エジプトのアブシンベル神殿は、ラムセス2世が建設した岩窟神殿で、アスワンハイダム建設による水没の危機からユネスコによる救済キャンペーンで移動・保存された。
✅ 大神殿には、ラムセス2世の座像や、年に2度朝日が差し込み神像を照らす神秘的な仕掛けがあり、移築後もその現象が再現されている。
✅ アブシンベル神殿は、世界遺産条約採択のきっかけとなり、ドラマの背景にも使われるなど、現代でも人々に親しまれている。
さらに読む ⇒BACKBONE LTD. – エジプト・アラブ・アフリカでの撮影・取材・イベント・翻訳をコーディネート出典/画像元: https://backboneltd.com/blog/article-7153/アブシンベル神殿が世界遺産登録のきっかけになったのはすごいですね。
文化財保護の重要性を改めて感じます。
ラムセス2世の治世は、3700年にも及ぶエジプト史の中でも重要な時期であり、その功績はエジプト学者の間で高く評価されています。
アブシンベル神殿は、1954年のアスワン=ハイダム建造による水没の危機に際し、UNESCOの呼びかけで移築され、世界的な文化財保存の機運を高めました。
1979年には「アブシンベルからフィエラまでのヌビア遺跡群」として世界遺産に登録され、彼の偉大さを現代に伝えています。
ラムセス2世の遺産は、今も私たちに感動を与えてくれるんですね!
本日は、ラムセス2世に関する様々な情報をお届けしました。
展覧会へ行くのがますます楽しみになりました!。
💡 2025年に開催される『ACN ラムセス大王展』では、ラムセス2世の巨像や黄金の装飾品などを展示。
💡 ラムセス2世は、約60年以上の治世と、新王国時代の黄金期を築き、カデシュの戦い、平和条約を締結。
💡 アブ・シンベル神殿はユネスコによって救済され、世界遺産登録のきっかけとなるなど、現代でも人々に親しまれている。