毘沙門天とは?その起源、ご利益、日本三大毘沙門天を徹底解説!武神、財神、そして福の神。毘沙門天の様々な顔
戦勝・財運をもたらす神、毘沙門天!その起源から日本での信仰、上杉謙信との繋がりまでを紐解きます。武将に愛されたその力、七福神としての顔、そして日本三大毘沙門天を巡る旅へ。金運アップ、武運長久を願う人々に、10種の福をもたらすという。美しい寺社と紅葉・桜の絶景も魅力。あなたの願いを叶える毘沙門天信仰の世界へ、足を踏み入れてみませんか?
💡 毘沙門天は、インド神話の財宝神クベーラに起源を持ち、日本へ伝来。
💡 戦いの神、守護神、財宝神として多岐にわたるご利益をもたらすと信仰されている。
💡 日本三大毘沙門天や、毘沙門天を祀る代表的な寺院について解説。
それでは、毘沙門天に関する様々な情報について、詳しく見ていきましょう。
毘沙門天の起源と伝来
毘沙門天はどんな神様?戦いの神?財宝の神?
戦・守護・財宝の神様!
本日は、毘沙門天の起源と伝来について解説していきます。

✅ 毘沙門天は、富を司る神クベーラ(ヴァイシュラヴァナ)のことで、インドにおいて古くから信仰されており、ヤクシャの王としてヴェーダにも登場する。
✅ クベーラの風貌は、金貨の詰まった壺を持ち、背が低くお腹が出ている姿で描かれることが多く、妻のリッディや富の女神ラクシュミーと共に出現することも。
✅ クベーラは、ヴィシュラヴァスの息子として生まれ、ランカーの王となるもラーヴァナに追放される。名前は「覆い隠す者」または「醜い身体を持つ者」という意味を持つと解釈される。
さらに読む ⇒サンスクリット語 一日一語出典/画像元: http://sanskrit-vocabulary.blogspot.com/2017/09/kubera.htmlクベーラがインド神話に登場し、様々な姿で描かれていること、そして日本では武将の守護神として信仰を集めるようになったという流れは、非常に興味深いですね。
毘沙門天は、インド神話の財宝神クベーラを起源とし、中国を経て日本に伝わりました。
日本では、戦神、守護神、そして財宝神として信仰を集めています。
その発音は「びしゃもんてん」で、武将の姿で描かれることが特徴です。
右手に宝棒、左手に宝塔を持ち、人々の願いに応える存在として、古くから崇められてきました。
毘沙門天のルーツがインド神話の財宝神クベーラにあるとは、驚きです。日本で武将の守護神になった経緯も興味深いですね。
武将たちの守護神
上杉謙信を勝利に導いた神とは?
戦勝祈願の神、毘沙門天。
続いては、武将たちの守護神としての毘沙門天に焦点を当てます。
公開日:2015/02/17

✅ 上杉謙信が戦勝祈願したとされる毘沙門天像が、上越市埋蔵文化財センターで開催中の「謙信公と春日山城展」で公開されている。
✅ 像は30年に一度の御開帳で、通常は2028年まで見ることができない秘仏。青銅製で像高33cm。謙信の祈願所と伝わる滝寺毘沙門堂の本尊。
✅ 記事では、展示の見学に加え、地元の歴史的地域起こしや、近隣の天ぷら店での食事、文化財資料の購入など、上越市での体験が語られている。
さらに読む ⇒ガタブツ出典/画像元: https://gatabutsu.net/2015/02/17/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E8%AC%99%E4%BF%A1%E3%81%8C%E6%88%A6%E5%8B%9D%E7%A5%88%E9%A1%98%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%AF%98%E6%B2%99%E9%96%80%E5%A4%A9.html上杉謙信公が毘沙門天を深く信仰し、戦に勝利したというエピソードは、毘沙門天の持つ武運長久のご利益を象徴していますね。
日本では、戦国武将である上杉謙信が毘沙門天を深く信仰し、その加護のもとで数々の戦に勝利したと伝えられています。
このことから、毘沙門天は戦勝祈願の神としての側面を強く持ち、多くの武将たちから崇敬を集めました。
武運長久を願う武将たちの信仰は、毘沙門天の威光をさらに高めました。
上杉謙信公が毘沙門天を信仰していた、というのは有名な話ですね。実際に御開帳された像が見られるのは貴重ですね!
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商売繁盛、金運アップのご利益で知られる毘沙門天。日本三大寺院や10種の福、美しい風景が魅力。真言を唱え、ご利益にあずかりましょう!