エディンバラ公フィリップ殿下とは？女王を支えた生涯と、波乱万丈な人生を振り返る？女王を支え続けたフィリップ殿下の生涯

それでは、フィリップ殿下の生い立ちから、女王との出会い、そして晩年までを詳しく見ていきましょう。

まずは、幼少期についてです。

激動の幼少期

激動の幼少期を経て、フィリップ殿下は海軍将校として第二次世界大戦で活躍し、エリザベス女王との結婚へと至りました。

評伝】エディンバラ公爵フィリップ殿下揺れる幼少期から英女王の伴侶へ

公開日:2021/04/17

✅ エディンバラ公爵フィリップ殿下は、揺れる幼少期を経て、イギリス女王の伴侶として長く重要な役割を果たしました。

✅ ギリシャ王家の出身であるフィリップ殿下は、政変により家族と共にギリシャから逃亡し、イギリス王室の庇護を受けました。

✅ 母アリス王女の統合失調症による入院など、幼少期に多くの困難を経験したフィリップ殿下は、海軍将校としての経験を経て、エリザベス女王の支えとなる存在となりました。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-56702865

幼少期の困難を乗り越え、女王を支える存在となったフィリップ殿下の人生は、まさにドラマですね。

1921年6月10日、ギリシャのコルフ島で、エディンバラ公爵フィリップ殿下は生まれました。

彼の両親は、ギリシャとデンマークのアンドレオス王子とバッテンベルク家のアリス王女でした。

フィリップ殿下は、イギリスのヴィクトリア女王の子孫であり、エリザベス女王とは遠縁にあたります。

1922年、ギリシャで政変が起き、アンドレオス王子と家族はギリシャから追放されました。

イギリス国王ジョージ5世は軍艦を派遣し、家族を救出しました。

一家はイタリアに避難し、その後パリ郊外にたどり着きました。

フィリップ殿下は近くの学校に通い、姉4人の下の末っ子として温かい家族に囲まれて過ごしていました。

しかし、1930年に母親のアリス王女が統合失調症と診断され、精神病院に入院することになりました。

フィリップ殿下は家族全員と暮らす日々を失い、父親のアンドレオス王子は家族をかえりみなくなり、パリやモンテカルロ、ドイツやギリシャなどを渡り歩き、家族を顧みませんでした。

フィリップ殿下の生い立ちは、まるで映画のようです。複雑な運命を辿ったんですね。

王室への貢献

フィリップ殿下は、第二次世界大戦での功績に加え、女王の即位後も献身的に公務をこなされました。

エリザベス女王＆フィリップ王配、結婚生活の軌跡

公開日:2020/11/21

✅ エリザベス女王とフィリップ王子の出会いは、1939年にエリザベス王女が13歳、フィリップ王子が18歳で、ダートマス海軍兵学校で行われた。2人はその後文通を始め、1946年にフィリップ王子はエリザベス王女にプロポーズし、1947年7月に婚約が発表された。

✅ 1947年11月、エリザベス王女とフィリップ王子はウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた。その後、1948年にチャールズ王子、1950年にアン王女が誕生した。

✅ 1952年2月、エリザベス女王の父であるジョージ6世が崩御し、エリザベス王女は女王に即位した。1953年6月にはエリザベス女王の戴冠式が行われ、世界中で注目を集めた。

さらに読む ⇒ヴァンサンカン出典/画像元: https://www.25ans.jp/wedding/celeb/g65191/the-queen-prince-philip-marriage-timeline-171228-hns/

女王とフィリップ殿下の結婚は、まさに世紀のロマンスですね。

国民に愛された理由も分かります。

フィリップ殿下は、イギリス海軍に入隊し、第二次世界大戦で戦功を上げました。

1947年にエリザベス女王と結婚し、女王の即位後も、献身的に公務を全うしました。

女王の支え役として、世界中を訪問し、王室の伝統を守り、国民から尊敬を集めました。

晩年には、女王と共に公務を減らし、2021年4月に亡くなりました。

フィリップ殿下は、生涯を通じて女王を支え、イギリス王室の歴史に重要な役割を果たしました。

女王と殿下の結婚は、まるで絵本のようです。末永くお幸せに！