光州事件 40年 - それでも明かされない真実？全斗煥の影が重くのしかかる!!
💡 光州事件は、1980年5月に韓国・光州で発生した民主化運動弾圧事件です。
💡 戒厳軍による市民への暴力と鎮圧、そして多くの犠牲者が出た事件として知られています。
💡 事件の真相解明は現在も続いており、新たな事実も明らかになりつつあります。
それでは、光州事件について詳しく見ていきましょう。
光州事件の序章 混乱と民主化を求める運動
光州事件は、韓国の歴史の中でも非常に重要な出来事であり、現代社会においても大きな影響を与えています。
公開日:2021/11/23
✅ 韓国の元大統領、全斗煥氏が死去しました。彼は1980年代に開発独裁体制を敷き、経済成長を優先させた一方、民主化運動を弾圧しました。
✅ 特に、1980年5月の光州事件では、民主化運動を武力で鎮圧し、多数の死者を出しました。しかし、1987年の6月抗争では、大統領直接選挙制の導入を受け入れ、民主化への道を歩み始めました。
✅ 全斗煥氏はその後、内乱や収賄などの罪で逮捕され、無期懲役の判決を受けた後、特赦で釈放されました。晩年には光州事件に関する名誉毀損で有罪判決を受けました。
さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース＆お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/world/20211123-OYT1T50047/当時の韓国社会の混乱と民主化を求める運動の様子がわかりますね。
1979年10月、朴正煕大統領の暗殺により、韓国は混乱に陥りました。
この事件を機に、全斗煥率いる「新軍部」が台頭し、軍事力を背景に権力を掌握しようとしました。
1980年3月～5月にかけて、学生たちは民主化を求める運動を本格化させ、大学外へも活動を拡大していきました。
しかし、政界は分裂状態にあり、新軍部は機会をうかがっていました。
5月14日から15日にかけて、ソウルでは大規模な学生デモが発生し、地方でもデモが続発、警察との衝突が相次ぎました。
しかし、学生たちは市民の反応が鈍いことを懸念し、ソウル駅でのデモを中止しました。
一方、光州では16日にも学生による集会が開催され、19日のデモを予定していました。
この後、光州事件へと発展していきます。
まさに！学生たちの民主化に対する熱意が伝わってきます。
光州事件の勃発 戒厳軍の暴力と市民の抵抗
光州事件で朝日新聞の記者が撮影した写真フィルムが見つかったのは、非常に貴重な資料ですね。
公開日:2021/05/27
✅ 1980年5月、韓国で起きた民主化デモ弾圧事件「光州事件」で、朝日新聞記者が撮影した写真フィルムが大量に見つかりました。
✅ フィルムには、デモ参加者を軍が制圧する様子などが写っており、事件の残酷な実態を記録しています。
✅ 記者の家族はこれらの写真が、現代社会における民主主義の重要性を改めて認識する機会になると期待しています。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル：朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASP5W3JH5P57PTIL00K.html戒厳軍の残虐行為が写真で記録されているのは、非常に衝撃的です。
1980年5月、光州では5・17非常戒厳令拡大に伴い、戒厳軍が投入され、市民は民主化を求めるデモを行いました。
戒厳軍はデモ参加者に対して無差別な暴力と鎮圧を加え、多数の市民が犠牲になりました。
市民は怒りを募らせ抵抗し、市民軍を形成して戒厳軍と対峙。
最終的には戒厳軍が光州から撤退し、市民軍が全南道庁を掌握しました。
この事件は、光州民主化運動として知られ、韓国民主化運動史における重要な出来事となりました。
市民が抵抗した様子も写っているのでしょうか？
光州事件の影 性暴力の真実と被害者の声
光州事件における性暴力の被害は、本当に悲しい現実です。
公開日:2024/06/17
✅ 1980年5月18日に発生した光州事件から44年を迎え、韓国で追悼式典が行われました。
✅ 光州事件の調査委員会は、軍人による性暴力被害が少なくとも16件あったとの報告書を公表しました。
✅ 調査委は、軍が市民のデモ鎮圧中に性暴力を行っていた可能性があると発表しました。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20240518/k00/00m/030/247000c事件から44年経っても、被害者の方々の苦しみは続いているんですね。
1980年の光州民主化運動で戒厳軍による性暴力被害にあった女性4人が、国会で初めて証言を行いました。
証言者は、当時の恐怖と苦痛、そしてその後の人生に与えた影響について語りました。
被害者は、国家権力による反人道的犯罪の被害者として認められたものの、補償や名誉回復のための具体的な対策は不明確であり、依然として苦しんでいます。
被害者たちは、補償基準の改善や国を相手取った損害賠償請求訴訟などを求めて、共同で行動していくことを表明しました。
この証言大会は、5・18民主化運動における性暴力の真実を明らかにし、被害者の回復と社会の反省を促す重要な一歩となりました。
性暴力の被害を受けた女性は、その後の人生をどのように生きてきたのでしょうか。
光州事件の真相解明 続く調査と未解明な謎
光州事件の真相解明は、韓国社会にとって重要な課題です。
✅ 1980年に韓国・光州で発生した光州事件から40年となる5月18日、政府主催の式典が開催されました。
✅ 文在寅大統領は演説で、国家暴力の真相を明らかにする必要性を強調しました。
✅ 事件の責任については、当時の国軍保安司令官であった全斗煥氏が内乱罪などで有罪判決を受けましたが、全氏は自身の責任を否定し、事件を「暴動」と主張しています。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/29146全斗煥氏の発砲命令に関する真相解明は、難しい課題ですが、ぜひとも明らかにしてほしいですね。
光州事件の真相解明は今も続いており、文在寅大統領は特別検証委員会を設置し、事件の再調査を進めています。
2020年に発足した5・18真相究明調査委員会は、全元大統領が中心的な発砲命令だったとみて、集中的に調査しています。
調査委は、発砲の命令系統と関連のある70人余りを調査し、全元大統領を中心とした発砲命令だったとみて、調査を進めています。
また、戒厳軍が民主化運動を鎮圧させた後も、市民を射殺したという証言や、軍が民間人を射殺した後、秘密裏に遺体を埋葬していた疑惑も浮上しています。
真相解明は、最終報告書がまとめられる来年6月まで、注目される。
真相究明のために、政府はしっかりと調査を進めてほしいですね。
光州事件は、韓国の民主化運動において重要な出来事であり、その歴史を深く理解することは、現代社会を生きる私たちにとって重要なことだと思います。
💡 光州事件は、戒厳軍による市民への暴力と鎮圧によって多くの犠牲者が出た悲劇的な事件です。
💡 事件の真相解明は、現在も続いており、新たな事実も明らかになりつつあります。
💡 光州事件は、韓国の民主化運動の歴史を語る上で欠かせない出来事です。
